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パレオマニア―大英博物館からの13の旅

パレオマニア―大英博物館からの13の旅

池沢 夏樹

パレオマニア―大英博物館からの13の旅

定価: ¥ 2,625

販売価格:

人気ランキング: 291874位

おすすめ度:

発売日: 2004-04

発売元: 集英社インターナショナル

発送可能時期:



コンセプトはいいけれど…。
?池澤夏樹さんの作品は好きでよく読むし、博物館で見た収蔵品で心ひかれたもののルーツを辿るというコンセプトは面白いのだが、この本が「男は…」という三人称で書かれているのが最後までひっかかって、話に入りこめなかった。なぜ「私は…」という一人称ではいけなかったのか。一人称で書かれたエッセイ/紀行文として読んだ方が、すんなりと楽しめたと思う??。訪れた場所の写真まで載っているのだから、この話が実際の旅に基づいているのは明白だと思うのだが…。文明や文化に対するちょっとナイーブともとれる感想を一人称で書くのは気がひけたのだろうか、と思ってしまった。
それでも、気に入った収蔵品のバックグラウンドを丁寧に追って行く過程はとても興味深く、こんな旅ができたらいいのに、と思わせる。中??国や日本も含め、もっといろいろな土地を取り上げて欲しかったとも思う。?

理想の旅
あなたが旅に行って、必ず訪れるのはどこですか?
博物館・美術館はかかせないという人には、この本はオススメ。
私は、旅をすると、どうしても博物館・美術館に行ってしまう。
そして展示物1つ1つをじっくりとながめ、その展示物の歴史、作られた場所などに思いをはせ、時を過ごす。
そんな時、実際に作られた土地を訪ねたいという思いにとらわれたことは、1度や2度ではない。
そういう意味で、この本の旅は私にとって理想の旅だ。
この本で旅するのは「男」だ。
著者の分身であり、われわれの分身なのかもしれない。
大英博物館という、あまりにも巨大で、たくさんの収蔵品がつまっている場所で、
「男」は小さな美しい展示物に目を留めては、思索にふける。
それが作られた地を実際に訪れ、作った人や空気を感じ、さらなる思いをはせる。
なかなか、実際にこんな贅沢な旅はできないだろう。
この本を読めば、頭の中の知的な旅を味わうことができる。少々、高価な本ではあるけれど、私にとっては読んでよかった本の一冊だ。

旅に出たくなるかな?
大英博物館を起点に、収蔵されている作品のもとあった
場所に、一人の男が旅をする。
その臨場感に、ドキドキします。
古代の人々に思いをはせる、幸せな時間。
現代と古代の、はざまに自分が浮遊しているような感覚に
おちいります。
多分、読んでいると旅に出たくなるかも・・

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